二十四節気「春分（しゅんぶん）」2025

JUN KOJIMA 著2025年3月20日

｜春分、自然と心が目覚めるとき

春風そよぎ、新緑が芽吹く
草のささやきとともに、笑みもこぼれる

風に誘われ凧が舞い
陽光は降り注ぎ、木陰が深まる

1. 春を耕すとき

春分は農耕の大切な節目。種まきが始まり、昼夜は釣り合い、気温も少しずつ春めいてきます。ただし寒暖差にはご注意を。朝には太陽を浴び、体内に陽のエネルギーを取り入れて免疫力を養いましょう。

2. 心身のバランス

春の空気は、心のバランスを整える絶好のチャンス。外へ出て自然に触れ、深呼吸して大地とつながりましょう。穏やかな時間は、心身の緊張をほぐしてくれます。

3. 春の食養生

春分は「肝」をいたわる季節。緑の野菜やナツメ、クコの実などを積極的に取り入れ、巡りを促しましょう。食事はあっさりめに、辛すぎる・冷たすぎる・脂っこいものは控えめに。

春の陽ざしを味方に
こころ晴れやかに、前向きな毎日を

｜自然のリズムが整う節目「春分（しゅんぶん）」とは？

春分は、二十四節気のうち春の4番目にあたる節気で、2025年は3月20日がその日にあたります。1年の中で昼と夜の長さがほぼ等しくなるこの日は、自然界における「陰」と「陽」のバランスが整う特別なタイミングです。

春分の頃は、寒さが次第に和らぎ、陽射しが穏やかに降り注ぎます。草木が芽吹き、花々が咲き誇る春の訪れとともに、人々も冬の間に溜め込んだ重さを脱ぎ捨て、新たなエネルギーに満ちた季節を迎えます。

また、日本では「春分の日」として国民の祝日にも定められており、春彼岸の中日にあたるため、ご先祖様を供養し感謝の気持ちを伝える文化が今も根付いています。

さらに、農耕の歴史とも深く関わる春分は、田畑の準備や種まきの開始を告げる合図でもあり、自然の巡りとともに私たちの生活も次の季節に向けて大きく動き出すとき。
自然と人間のリズムが調和する、まさに「はじまりの春」を感じさせる節目なのです。

春分にまつわる小ネタ

実は、春分にはさまざまな風習や面白い言い伝えがあります。

たとえば「春分から種を蒔くと、五穀豊穣につながる」と言われたり、地域によっては「春分を過ぎると雀が巣作りを始める」など、自然界の動きと深く結びついた知恵が今も息づいています。

また、春分の季節は昔から「寒暖差疲労」に注意すべき時期でもあります。昼間は春の日差しが暖かく、夜はまだ冷え込む日が多いため、体調を崩しやすい季節の変わり目です。
だからこそ、春分は心身のバランスを意識して整えることがとても大切とされてきました。

春分を過ぎると、ぐんぐん日も長くなり、自然界は本格的な春モードへ。新しい季節に向け、心と体のリズムを春仕様に切り替えていきましょう。

｜春分のおすすめアイテム「四神ソープ」

春分は、季節の巡りが冬から春へと完全に切り替わるタイミング。そんな時期の肌は、乾燥や寒暖差の影響を受けやすく、敏感になりがちです。
そんな季節にぴったりなのが、阿原YUANの「四神（しじん）ソープ」。

この石鹸は、台湾の伝統的な薬膳スープ「四神湯（スーセンタン）」からインスピレーションを得て作られた特別なアイテムです。
古くから滋養強壮や健胃の効果で親しまれてきた四神湯のように、このソープも健やかさと潤いを与えてくれるのが魅力。乾燥しがちな春先の肌にたっぷりのうるおいを届け、しっとりとした艶やかな美肌へと導きます。

敏感肌の方や乾燥しやすい季節にお悩みの方にもおすすめで、洗い上がりはもっちり、弾力のある肌へと整えてくれます。