|端午節
台湾二十四節季の芒種を迎え、稲や麦などの穀物の種まきが始まる頃、今年の「端午の節句」 が訪れます。この頃になると衣替えも行われ、いよいよ夏を本格的に迎える準備に入りますね。
台湾の端午の節句(=端午節)は、日本のこどもの日とは全く異なる祝日。台湾三大節句の一つとして大切な行事とされてきました。もう間もなく訪れる端午節。台湾と日本ではどのような違いがあるのでしょうか。
(台北市観光傳播局HP掲載画像より引用)
|端午節はこうして始まった
今年2024年は、6月10日(月)が「端午節」です。
旧暦の5月5日にあたるこの日は、疫病退散や厄除けの意味があり、夏季の節句として重んじられています。
端午節は、楚国の政治家であり詩人であった屈原(くつげん)の命日です。彼を慕う人々が屈原の霊を守るために、船を漕いで川へ出て、ちまきを巻き、彼の死を偲んだことから始まりました。
そのため、端午節には「粽子(ちまき)」を食べ、「ドラゴンボートレース」でお祭りを開催する風習があります。台湾を訪れる際には、この伝統的な祭りを体験することができます。
|「台湾ちまき」はおこわの粽子
台湾のちまきは、日本の和菓子のちまきとは異なり、笹の葉で包まれた「おこわの粽子」です。形も細長いものではなく三角形で、魔除け効果があると言われています。
地方によっても違いがあり、北部では炒めたもち米に豚の角煮や塩漬け卵、ピーナッツなどを入れて蒸し、南部ではもち米とピーナッツ、しいたけ、栗などの具材を茹でます。アワビを入れる豪華な粽子もあります。
こうした違いを知ると、台湾のちまきを食べ比べたくなりますね。日本でも中華街や中華レストランで、端午節に合わせて「台湾のちまき」が提供されるお店があるので、ぜひ試してみてください。
|台湾の端午節では「ヨモギ」がお飾り 日本ではヨモギを食べる
台湾の端午節の時期は夏本番を迎え、かつては疫病が流行る時期でもありました。そこで、福を招くと言われるヨモギ(艾)と剣のような形をしている菖蒲(しょうぶ)を玄関に飾ることで、魔除けとして疫病を追い払う効果があるとされてきました。
日本では、5月5日のこどもの日「端午の節句」にヨモギを食べる習慣があります。ヨモギは古くから薬草として使われ、生命力の強さから「子孫繁栄」の願いを込めて、ヨモギを入れた草餅を食べるようになりました。地方によっては、柏餅や和菓子のちまきを食べることもあります。お餅の中身は餡子や味噌など、様々なバリエーションがあります。
|端午節の台湾ユアンではヨモギが大人気
このように、台湾でも、古くは日本でも、端午節には、菖蒲やヨモギで身体を清めることで、邪気を払い福を呼び込むとされてきました。この時期、台湾阿原/YUAN(ユアン)のお店では、ヨモギを使ったソープやスキンケア商品を求めて訪れるお客様が多くなります。ヨモギソープで身体を洗い、ヨモギ入浴料で湯船にゆっくり浸かりながら心身の健康を祈ります。
阿原/YUANのヨモギシリーズは、ハンドウォッシュ、ボディソープ、スキンケア、ヘアケア、オーラルケアなど、様々な商品があります。台湾で丁寧に栽培された天然ハーブの素材をそのまま活かしたヨモギの効果を、肌で感じていただけます。爽やかな香りもぜひお楽しみください。
日本の端午の節句は過ぎましたが、もうすぐ訪れる6月10日の台湾・端午節には、日本でも台湾式のお祝いで無病息災を願ってみてはいかがでしょうか。
┃阿原YUANのSNS、直営店舗
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★YUAN神戸阪急(本館6F モーニングフロー内)
https://website.hankyu-dept.co.jp/kobe/h/renewal6f/
直営ECモール店舗
☆クラフトパークス楽天市場店(ユアン売場)
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☆阿原YUAN Amazon店
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☆クラフトパークスヤフーショッピング店(ユアン売場)