二十四節気「大雪（だいせつ）」2025

JUN KOJIMA 著2025年12月07日

┃大雪 – 深まる寒さに、冬の静けさをたくわえる

大雪の頃、寒さは一段と深まり、
風は静かにおさまり、光にはやわらかな霧がかかったようになる。

朝いちばん、枝や屋根はゆっくりと落ち着きを取り戻し、
冬の歩みもそれに合わせて、そっと静まりゆく。

【今日の節気｜暮らしのメモ】

1.からだを温め、胃をいたわる

大雪を過ぎると、冷え込みはいっそう厳しくなる。
あつあつのスープや、しょうが湯をいただいて、
からだの内側から、ほっと安らぐぬくもりを育てたい。
れんこんや根菜、豆類などを意識してとれば、
冬のエネルギーを補い、手足の冷えもやわらげてくれる。

2.肌を満たし、やさしく守る

冷たい空気は、肌を乾燥させ、つっぱりやかゆみの原因に。
入浴後はできるだけ早くボディミルクをなじませ、うるおいを逃がさないようにしたい。
ユアンの月桃ボディクリームのやわらかな質感と清らかな香りは、
冬の肌をほぐし、落ち着かせ、心地よく過ごさせてくれる。

3.心を静め、眠りをととのえる

大雪の頃は、夜が早く訪れ、早めの就寝にも向いた季節。
眠る前に少し精油をたらし、あたたかいお風呂に浸かって、
心をゆっくりと冬の静けさの中へ沈めていく。
この季節にいちばん大切な「収めること」と「養うこと」を、
静かな夜に満たしていく時間に。

大雪は、冬の中でもっとも静かで、もっとも力に満ちたひととき。
あらゆるものが静寂の中でエネルギーをたくわえ、
私たちもまた、日々の暮らしの中で、
自分なりのあたたかさと祝福を見つけていくことができる。

※上記は台湾の風土がベースの文章です。

┃冬が深まる大雪、日本の暮らしに寄り添う知恵

大雪のころ、日本では本格的な寒さが訪れ、外の空気は冷たく澄みわたり、朝には地面が白く薄く凍りつくこともあります。風の勢いは弱まり、世界がゆっくりと静寂へと向かう季節。木々は葉を落とし、動物も植物もエネルギーを蓄える“冬の本番”がここから始まります。

一方で、室内外の温度差や乾燥が強まり、肌や身体の負担は大きくなる時期でもあります。暖房による乾きや、手足の冷えによる血行不良は、この頃特に気になりやすくなります。湯船にゆっくり浸かり、温かいスープでからだを内側から温めることで、冬の疲れをやわらげ、体調を整える助けになります。

また、大雪を過ぎると夜はさらに長くなり、心を落ち着かせる時間をつくりやすい季節です。照明を少し落とし、アロマを焚いて深呼吸するだけで、静けさが心地よい休息へと導いてくれます。

“あたためること”と“守ること”。
大雪の頃の暮らしは、この2つを意識するだけで、冬の厳しさが少しやさしく感じられます。

┃豆知識：大雪になると、雪が降らなくても“雪の気配”が訪れる

日本では地域により積雪の有無は大きく異なりますが、古くから“大雪＝雪が盛んに降りはじめる頃”として季節の区切りとされてきました。実際に雪が降らなくても、空気の重さや光の弱まりなど、「冬の深まり」を感じ取るための目安として大切にされてきた節気です。

┃この季節におすすめ：送料無料石鹸

四神（しじん）ソープ115g

冬の乾燥が本格化する大雪の頃、肌は気温の低下や暖房による乾きで、うるおいを抱え込みにくくなります。手足の冷えによって血行が滞り、肌の生まれ変わりがゆるやかになることで、くすみやざらつきが気になりやすくなる季節です。そんな冬の肌をやさしく支えてくれるのが、自然の力を凝縮した四神ソープです。

四神ソープは、台湾で古くから滋養食として親しまれてきた「四神湯」になぞらえ、ハトムギ、ブクリョウ、ナガイモ、オニバスなどの植物エキスを贅沢に配合。洗いながら角質をやわらげ、乱れがちな肌の調子を静かに整えてくれます。ニュウコウジュやキャラウェーなどの精油がもたらす穏やかな香りは、冬の冷たさでこわばった心までふっと緩めてくれるような深い安らぎを添えます。

泡立ちは繊細でクリーミー。肌に触れる泡が乾燥による負担を軽減し、洗い流した後にはしっとりとしたうるおいと、手触りのよいなめらかさが残ります。つっぱりを感じにくい仕上がりは、冬のケアを心地よいルーティンへと変えてくれるはずです。