┃立秋 – 暑さの中に、ローゼルの紅が秋を告げる
陽ざしはなお強く、夏の熱気も残る頃。鮮やかなローゼルの紅が、夏の終わりにそっと秋の気配を添えます。
立秋は、秋の最初の節気です。とはいえ日中はまだ暑さが続き、朝夕の空気に少しずつ涼しさが混じりはじめます。
夏と秋が行き交うこの時季は、気温の変化にからだや肌も揺らぎやすくなります。水分補給と規則正しい生活を心がけ、季節の移ろいに無理なくからだをなじませていきましょう。
【立秋の暮らしのメモ】
こまめに水分をとり、冷たいものや刺激の強い食事は控えめに。朝夕の気温差に備えて薄手の羽織を用意し、汗をかいた後は、肌のべたつきや蒸れをやさしく洗い流しましょう。
ローゼルの鮮やかな紅と、ほのかな酸味を思わせる清々しい印象が、暑さの残る初秋に軽やかな気配を運びます。夏の名残を受け止めながら、少しずつ秋へと歩みを移していきましょう。
┃暑さの盛りに、かすかな秋を探す 日本の立秋
立秋を迎えても、日本の暑さは簡単にはゆるみません。強い日差しが照りつけ、夜まで気温が下がらず、むしろ夏の疲れが表れやすくなる頃です。暦の上では秋に入っても、体感としては盛夏まっただ中。朝夕に涼しさを感じるという昔ながらの表現が、現在の日本ではまだ遠く思える日も少なくありません。
それでも、季節は少しずつ動いています。日暮れの時刻がわずかに早まり、夕方の影が長くなる。空には高さを感じる雲が混じり、聞こえてくる蝉の声にも変化が現れる。立秋の「秋」は、気温の低さではなく、光や風景の中に先に届くものなのかもしれません。
そもそも立秋(りっしゅう)とは、二十四節気の13番目で、暦の上で秋の始まりを告げる節気です。立春、立夏、立秋、立冬の四つは「四立(しりゅう)」と呼ばれ、それぞれ春・夏・秋・冬の始まりを示す、大きな季節の節目とされてきました。ただし、立秋は暑さが終わる日ではありません。小暑、大暑と続いた夏の盛りを越え、これから少しずつ秋へ向かい始める転換点として捉えられてきました。
この時期の日本で大切なのは、秋支度を急ぐことより、長引く暑さによる消耗を残さないことです。外出時は引き続き強い日差しを避け、水分を一度に多くとるのではなく、少しずつこまめに補う。冷房も無理に控えず、室温や湿度を整えながら、からだを休ませられる環境を保ちます。
食事は冷たいものだけに偏らず、温かい汁物や消化のよい食事も組み合わせたい頃です。暑さで食欲が落ちていても、香りや酸味のある食材を取り入れると、重たくなりすぎずに季節の食卓を整えやすくなります。夏の疲れを一度に取り戻そうとせず、眠る、食べる、水分をとるという基本を、毎日少しずつ重ねていきましょう。
肌には、ひと夏分の汗や皮脂、古い角質によるざらつきが残りやすくなります。日中の汗をそのままにせず、帰宅後や入浴時にやさしく洗い流すことが大切です。ただし、すっきりさせたいからといって強くこすると、肌への負担になりかねません。ぬるめのお湯と泡を使い、汚れを落としたあとは、肌の状態に合わせてうるおいを補う。夏の名残を静かに手放すようなケアが、立秋にはよく似合います。
┃豆知識:立秋を境に「残暑見舞い」へ
立秋は、季節の挨拶が切り替わる節目でもあります。小暑から立秋の前日頃までは「暑中見舞い」、立秋を迎えてからは「残暑見舞い」とするのが一般的です。
「残暑」とは、秋に入ってもなお残る暑さのこと。立秋を過ぎても厳しい暑さが続く日本の気候に、よく合った言葉です。暦では秋を迎えたものの、相手の体調を気づかいながら、長引く暑さをともに乗り越えようとする。残暑見舞いには、季節のずれをそのまま受け止める、日本らしい心配りが表れています。
現在では手紙を出す機会が減っていますが、離れて暮らす人に短いメッセージを送るだけでも、季節の挨拶になります。「まだ暑い日が続きますが、お変わりありませんか」。そんな一言を届けることも、立秋らしい小さな所作です。
┃この季節におすすめ:送料無料アイテム
ハイビスカスソープ 紫草洛神 115g
立秋は、汗や皮脂のべたつきに加え、ひと夏を過ごした肌のざらつきやごわつきも気になりやすい時期です。すっきりと汚れを落としながら、洗ったあとのうるおい感も大切にしたい。そんな夏から秋への切り替わりにおすすめしたいのが、ハイビスカスソープ 紫草洛神です。
顔にも身体にも使える草本石けんで、スクラブ成分としてアンズ種子を配合しています。きめ細かな泡とともに、余分な皮脂や毛穴の汚れ、古い角質を洗い流し、ざらつきの気になる肌を清潔でなめらかな状態へ整えます。強く磨くのではなく、泡の中に感じる植物の粒をやさしく転がすように使うことが、心地よく洗うためのポイントです。
ムラサキ根エキス、ハイビスカス花エキス、シソ葉エキス、クマツヅラエキスなど、ユアンらしい植物由来成分も配合。オリーブ果実油とヤシ油をベースに、シア脂とミツロウを加えた石けん素地が、すっきりとした洗浄と、洗い上がりのなめらかな感触を支えます。古い角質や汚れを落とすことで、肌のキメが整い、明るく清潔な印象へつながります。
香りは、ユーカリの清々しいグリーン調に、ビターオレンジ葉/枝油やマンダリンを思わせる、やわらかな柑橘の気配が重なる印象です。コウスイガヤ油やジュニパーの草本感が穏やかな奥行きを添え、暑さの残る朝には軽やかな目覚めを、一日の汗を流す夜には、気分をすっと切り替える時間を届けます。
立秋を象徴するローゼルの鮮やかな紅は、夏の終わりを急かすのではなく、暑さの中に次の季節が始まっていることを静かに知らせます。肌に残った夏のざらつきをやさしく洗い流しながら、少しずつ秋のケアへ歩みを進めていきましょう。
立秋は、涼しさが突然訪れる日ではなく、長く続く暑さの中に、秋の兆しを見つけ始める節気です。水分を補い、よく休み、汗や古い角質をやさしく洗い流す。その基本を丁寧に重ねることで、夏の疲れを残しすぎず、次の季節へ穏やかに移っていけます。
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┃二十四節気
2026~2027年の二十四節気の日付です。
二十四節気の以下記事内に、昨年掲載分のリンクが一部含まれる場合があります。
内容は順次、当年分へ更新しておりますのでご了承ください。
- 立春 02月04日
- 雨水 02月19日
- 啓蟄 03月05日
- 春分 03月20日
- 清明 04月05日
- 穀雨 04月20日
- 立夏 05月05日
- 小満 05月21日
- 芒種 06月06日
- 夏至 06月21日
- 小暑 07月07日
- 大暑 07月23日
- 立秋 08月07日
- 処暑 08月23日
- 白露 09月07日
- 秋分 09月23日
- 寒露 10月08日
- 霜降 10月23日
- 立冬 11月07日
- 小雪 11月22日
- 大雪 12月07日
- 冬至 12月22日
- 小寒 01月05日
- 大寒 01月20日
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